わからないことの辛さ
初めてがん専門病院を紹介されたときはポカーン、という感じで、家族に報告するときも他人事のように話していた。
その後、色々調べようとすると、何もわからない。
初診の日をただひたすら不安に待つ日々。
そして初診。
そこでも何もわからない。
検査結果は明日。
ブログを打つ手が震えている。
勤め先の先輩に恐る恐るメールした。
責任ある立場にいながら、昨年婦人科系の悪性腫瘍の治療を乗り越えられた方。
昼休みだったこともあってか、ものの数分で
気持ちが痛いほどわかるよ。大変だね。私と話すことで力になるならいつでも言って。
との返事が。
救われた。
思い切り泣いてしまった。
なんでもネットで調べれば、真偽はさておき溢れんばかりの情報が出てくることに慣れきっている中、私の病気のことを調べても、出てくるのは以下のみ。
○おそらく元ネタは同じ人が書いたであろう一般向け記事数件
○学術論文、学会誌数件
英文の論文もチラ見したけど、専門用語がわからず諦めた。
人生の中には「結果待ち」の場面がいくつかあるけれど、「ダメだったらダメだったでどうにかなる」タイプのものと、そうでないタイプのものがある。
今回は後者。
「ただひたすら、無心で待つ」ことなんてできない。無理。
そんな私を、家族が見捨てないでいてくれてるのがせめてもの救い。